学校の体育館、全校生徒の後ろに
保護者が固まって体育座りで映画を観た。
動物好きの息子はきっと教室に出現したかわいい仔ブタを
わくわくしながら観ていたんだろうなあと思う。
最後に食べられるとわかっていながらも
それを回避する方法を必死で考えながら・・・。
見終わった後子供とすれ違ったら
すがるような悲しい顔をしていた。
そらそうだ。
愛情を感じて育てたブタを食べるなんて食育じゃない。
教育じゃない。
多数決でブタの命の長さを決めてしまおうとするなんて
それもこどもたちに決めさせようとするなんてひどい話だ。
命を教材にしてしまった浅はかな教師の話として
大人が観る映画だったらそれはそれでアリかなと思うけど。
子供が帰ってきたら
今日はゆっくり過ごさせてあげよう。
晩ご飯・・・どうしよう・・・。
それにしても妻夫木くんはジョゼといい
浅はかで優柔不断で無責任な役、合っているなあ。
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追記
映画鑑賞会を主催してくださった保護者会の役員さんや先生方には
面白い試みで感謝しています。
映画そのものが小学1年生に無防備に見せるものではないと思うので
家での親のフォローが必要な映画だったと思いました。