毎週木曜日、小学校での朝の読みきかせ会。
きのうも行ってきました。
始業前の10分間で読めて
担当の学年に合った絵本を探します。
きのうは5年生。
もう半分おとなです。
ちょっとやそっとじゃ喜んでもらえそうにないので
こちらも本気で・・・・・・
「オツベルと象」宮沢賢治作 荒井良二絵を選びました。
どれだけ練習しても17分かかったけれど
そこは先生に了解してもらって読みました。
読みきかせはあんまり演技が入ったらダメらしいんだけど
荒井良二さんの映画のように展開する絵にぐいぐい引っ張られて
ウグイスのような声の白象や
したたかなオツベルや
のんのんのんのん唸る稲こき機械や
グララガアと猛り狂う象の群れが
「こんなふうに読みなさい」と自分に言っている気がして
気持ちを込めてやっちゃいました。
そんな読み方はダメって言われるかもしれないけど
この本はこれがイチバン面白いと思ったんだもん。
へへへ。っと。
たま〜に「こんなふうに読んで」と言ってくる本があります。
荒井良二さんの絵本は特にそういうのが多いです。
「たいようオルガン」や「オツベルと象」はホントにすごいです。
もっと勉強しなくちゃなあ。
もっともっともっと絵本を読まなくちゃなあ。
それでそんな絵本を作れるようにならなくちゃなあ。
明日は岐阜の中津川に!
中津川えほんジャンボリーに行って
絵本にどっぷり浸かってこよう。