グリム童話の絵を描くために琵琶湖の水族館へ。
カエルはナガレヒキガエルしかいなかったので
ひたすらヒキガエルを描く。
念のため博物館の研究者の方に確認をする。
「グリム童話に出てくるカエルはヒキガエルですかねえ」
そんな質問にも学者さんって
真剣に考えて丁寧に答えてくださるんですねえ。
教養のない私にもわかりやすかった!
学者さんによると「水をパシャパシャやるお馴染みさん」という記述が
ヒキガエルではなさそうとのこと。
泉の鞠を咥えてこれることを考えると
トノサマガエルやウシガエルなどアカガエルの仲間かも・・・・・・と。
ヨーロッパの人に馴染みがあるとかいろんな方向から考えての答え。
正解はわかりませんがね〜とのこと。
あああ。賢い人ってすごいです。
そういえば、原作の挿絵のカエルも赤かったし。
ということで赤いカエルのグリムの絵を描きました。
次はオリジナルの絵本の絵です。
こちらはまだつかみきれず難産の予感。